1月31日、石狩川へ。
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大寒を過ぎてからの10日間はとにかく寒くそして雪が多い。出発前から家の前が除雪や排雪で車を出せず出遅れた。更に釣り場の駐車場も除雪中で、次の場所も除雪やらでとにかく車を停める場所がない。ようやく辿り着いたのは前回のポイントだ。
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予定時刻を大幅に遅れてから釣りを開始。この寒さですっかり水際は結氷してしまい、いつもウェーディングしている付近まで凍っている。水に入らずそこから釣り始めるが、一向にアタリが無い。しばらくした頃にグンと引っ張られたようなアタリらしきものを感じたが、流れてくる氷に引っ張られたのかもしれず何とも言えない。風は常に吹いていたがやがて雪が降り始め、吹雪の状態が何度か訪れた。
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どうも狙っている距離が違うようで、やはりウェーディングした方が効率的に探れそうだ。水の中に腰まで入ると体感温度が一気に下がってくる。せめて風が無ければいいのだが。この風と雪でロッドはバリバリに凍りつき重く、コルクのグリップは全体が凍りつき滑って上手く握れない。リールは機能停止で氷の塊で2倍くらいに重くなっている。スイング時間を長くするとリトリーブに入る時にはもうガイドが完全に凍りつき、引くことができなくなる。
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気温は-6℃くらいで、風と雪に加えウェーディングしているので体感温度は-10℃を下回っているだろう。それでも慣れてきたので、耐えられない寒さではないのだが、ロッドとリールは限界のようで悲鳴をあげているようだ。

昨日は全道的に厳しい冷え込みで、各地で-30℃前後の気温の箇所があったが、ここもそのひとつだろう。寒さの底なので、なかなかこの条件で釣るのは厳しいようだ。寒さの質が二段階ほどアップした感じだ。数日平年並みの気温に戻れば、魚も動いてくれると思うのだが・・・。